☆えいご発音あそび☆

遊びながら英語の発音おぼえちゃおう! 茨城県石岡幼稚園の親子教室のようすです♪

英語にフリガナふるのやめませんか?


6日は8月最初の親子教室でした。来週はお盆休みということもあって、今回は盛り沢山の内容になってしまいましたが、みんな大丈夫かな?


さて最近、みなさんにお勧めできる英語の絵本はないものかと探しています。図書館や本屋さんに行くと、幼児向けの英語教材や絵本がたくさん並んでいます。どの本にもかわいい絵が描かれていて、子どもが興味を持つように工夫されています。でも私たちが思う理想的な本はなかなかみつかりません。

大抵の本は [AーApple ]という文字の隣にりんごの絵が描かれてわかりやすくなっています。では何が気に入らないかというと、Appleの上にご丁寧に[アップル]とカタカナでフリガナがふってあるんです。[BーBear]は[ベア]という具合です。

子どもにとって初めて触れる英語なのに、カタカナで理解して良いものなのでしょうか?いいえ、良いはずがありません。これでは、りんごはアップルという日本語として覚えてしまいます。

このような絵本で文字やスペルを覚えれば、将来の筆記試験には役立つかもしれないけれど、会話の役には立ちません。Bearの場合、ベアと読むとRの音はどこにも入っていないので、通じるはずがないんです。

せっかく子どもの将来のためにと思って与えても、このように間違った音で覚えてしまうのでは弊害にしかなりません。カタカナに置き換えて覚えようという方法は、「通じない」「話せない」という日本人の英語コンプレックスを作り出すだけです。

子どもに買ってあげるなら、どうかカタカナの書いていない本を選んでください。そして英語を話せる子になって欲しいと願うなら、どうか最初に正しい発音を教えてあげてください。