カタカナ英語にならないように
前日までの春のような暖かさから一変して、雪。
はしゃぐ子どもたちと対照的に、大人たちは「車、大丈夫かな…」「明日の朝凍ったら怖いな…」と現実的な心配が後をたちません。
翌朝は快晴。桜の木に雪が付いて、花が咲いたようになっていました。
今月も新しい数や色の名前の単語を練習していきます。単語の発音は、子音の組み合わせの発音ができないと上手くいきません。
でも、最初からずっと、音の繋がりを意識した"くじら語"の練習をしてきたので、それほど違和感はないと思います。
日本語で「青」と言うとき「あ お」と一音ずつ発音しますが、英語の「Blue」は「BとL」をつなげて発音します。一音ずつ区切らないで、次の音が混じりながら変化していくように発音します。これは舌をLの位置でスタンバイしておいてBを言うときれいに繋がった発音ができます。
もうひとつ日本語と英語の発音が違うのは、日本語の子音の後には必ず母音がくっついていますが、英語は子音のまま終わることがあるということです。
例えば「赤ーーー」とのばして言ってみてください。最後は「あーーー」になりますね。「か」の音は子音"k"の後に母音"a"がくっついているからです。
赤を英語で言うとRedですが、「Red」は子音の"d"で終わっています。
これを「レッド」とカタカナ英語で発音してしまうと、最後に母音の"o"がくっついてしまって、おかしな言葉になってしまうんです。
これが通じない原因のひとつです。
英語のスペルを頭にイメージしながら言うようにしてみてください。頭の中にイメージしたパソコン画面にタイプするとか、黒板に書くとか、やりやすい方法でいいです。
その時、決してカタカナで書かないようにしてくださいね、英語で書かなければ意味ないですから。
頭の中に書いた英語と自分の発音をリンクして覚えると、この綴りはこの音というようにとても覚えやすいし、スペル通りの正確な発音ができるようになります。
子どもには、正確な発音を「見せて・聞かせて」あげてください。正解の音を聞かせれば、それをまるごと覚えてコピーします。
口が自然に動くようになるまで、繰り返し練習してくださいね〜 *(^o^)/*